12月に食べたい冬野菜と旬の食材

風邪の流行る季節です。手洗い・うがいでの予防も大切ですが、基本は栄養バランスのいい食事です。12月は、食生活や生活リズムも乱れやすくなります。ふだんの食事に気を配りながら、風邪に負けない身体作りをして、早めの予防・回復で年末を乗り切りましょう。

うれしい効能!たっぷりの冬野菜☆

冬野菜といえばダイコン、ハクサイ、ネギ、ホウレンソウ、シュンギクなど、どの野菜にも体に必要な栄養素がいっぱいです。体をあたためたり、風邪を予防したり、風邪の症状を和らげたり、うれしい作用がいっぱいあります。冬の野菜をたっぷり食べましょう!
●ハクサイ・・・淡泊でほかの材料との調和がよく、鍋にはなくてはならない野菜
●ホウレンソウ・・・鉄分が豊富
●ダイコン・・・冬に甘みを増し、消化酵素で胃腸の働きを整える

冬野菜のほかに、12月の旬の食材を紹介します

こまつな、ほうれんそう、だいこん、はくさい、かぶ、ごぼう、さといも、みかん、(魚介の)かき、たら、ぶり、かに
旬とは、それぞれに一番おいしく、栄養価が高くなる時期のことをいいます。最近ではどんな食材でも一年中食べられるようになりましたが、旬にの時期に食べるからこそ本来のおいしさが味わえて、四季の違いを楽しめるのです。旬の食材は、季節外れのものと比較して大きさが倍以上あるものもあり、経済的です。

すいとんの作り方

材料

  • ささみ 15g
  • にんじん 10g
  • 干ししいたけ 0.6g
  • 大根 15g
  • (冷)里芋 15g
  • 小麦粉 8g
  • 白玉粉 3g
  • しょうゆ 1g
  • 塩 1g
  • だしの素 0.5g

作り方

  1. 人参、大根はいちょう切りにする
  2. 干ししいたけは戻して、細く切る
  3. ささみは0.5cmくらいに切る
  4. 里芋はそのまま使うか、少し切れるようになったら半分、または3つに切る
  5. ボールに白玉粉、水を入れて粉っぽさがなくなり、柔らかくなりすぎないような固さにする
  6. ⑤に小麦粉と水を入れてまとまったらすいとんの完成です
  7. 鍋に水、①、②を入れて炊く
  8. 大根、人参が煮えてきたら③、塩、だしの素を入れる
  9. すいとんをスプーンですくって入れていく
  10. 里芋を入れて、すいとんが浮いてきたらしょうゆを回し入れて完成です

すいとん

ご飯の足りない時や、日常食として良く食べられていました。地域により、はっとう汁(法度汁)、だんご汁、とっちゃなぎもちとも呼ばれ、季節により団子には小麦粉のほか米粉を使用することもあります

栃木県の伝統的郷土料理です。手軽に季節の野菜が楽しめる庶民の味なので、お家でも作ってみてくださいね

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