皆さま、こんにちは。
つぼみ認定こども園、園長の𠮷村 光智(よしむら みつとも)です。
今年度も月に一度、園長ブログをお届けしてまいります。
1年間どうぞお付き合いいただければ幸いです。
さて、おかげさまで令和6年度末をもって新園舎および周辺工事がすべて完了いたしました。
新しい園舎で、令和7年度のスタートを迎えられますことを大変うれしく思っております。
新しい一年の始まりとなる「入園・進級式」を先日無事に執り行いました。
今年度は41名の新入園児さんが、つぼみ認定こども園の仲間入りをしてくれました。
改めまして、ご入園・ご進級おめでとうございます。
小さな手をぎゅっと握りしめながら、お家の方と登園する子どもたちの姿はとても愛らしく、
職員一同「ご入園おめでとうございます」と心を込めて声をかけさせていただきました。
まだ少し不安そうな表情も見られましたが、これからたくさんの「はじめて」に出会い、ゆっくりと園生活に慣れていってくれることと思います。
また、進級した子どもたちは年齢以上にとても頼もしくなっておりましたね。
新しいクラスの名札を胸につけ、ちょっぴり誇らしげな表情で式に臨む姿に、この一年間の成長が感じられて嬉しいです。
今年度も楽しく、時には一生懸命に頑張る一年にしていきましょうね。
つぼみ認定こども園の基本理念は「育つ喜びをともに感じ、笑顔あふれるこども園であり続けます」 です。
子どもたちが園生活の中で「できた!」「楽しい!」と感じる瞬間をたくさん積み重ね、心も身体も大きく育っていけるよう、職員一同力を合わせて保育・教育に取り組んでまいります。
保護者の皆さまにとっても、新しい環境への不安や心配は尽きないかと思います。
どんな些細なことでも構いませんので、どうぞお気軽にご相談ください。
お子さまの成長をともに喜び合いながら、1年を過ごしてまいりましょう。
先月末には卒園式を行い、昨年度の5歳児クラス・ばら組さんは無事に小学校へと巣立っていきました。
式では、私も素敵な花束をいただき、寂しさと嬉しさが入り混じる、とても思い出深い一日となりました。
その中でも特に嬉しい出来事がありましたので、ぜひ皆さまにもご紹介させてください。
卒園式当日の夕方、ある保護者さまが園の事務所を訪ねてくださいました。
その方は、上のお子さまも当園を卒園され、今回下のお子さまがご卒園された方です。
「この園に上の子を入園させた頃、私は子育てに悩んでいました。そんな時に園長から“園でいろんなことに挑戦していきましょう”と言葉をかけてもらい、保育士の先生方の温かい支えのおかげで、今日こうして無事に卒園式を迎えることができました。本当にありがとうございました。」
そうおっしゃっていただいた瞬間、園長としてこれほど嬉しい言葉はないと感じ、胸が熱くなりました。
卒園するとき、このように感じていただける方を1人でも増やせるよう、より良い園にして参りたいと思います。
去る3月30日(日)、新園舎の落成式を開催いたしました。
市長さん・議長さん・米田忠則さん・田野瀬さん(秘書さん)・理事長によるテープカットの後、3階ホールにて皆さんからご祝辞を賜りました。
この新園舎の計画開始からおよそ6年での完成でしたが、途中コロナ禍やロシア・ウクライナ戦争の影響を強く受け、様々な障害がございました。
そのような中、無事に完成を迎えることができましたのは、ひとえにご協力くださった皆さまのおかげでございます。
再度ではございますが、この場を借りて厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
理事長の方針もあり金品の授受は辞退しておりましたが、新年度にはたくさんの草花が園を綺麗に彩っております。
園長が神職業でお付き合いのある会社さんからも綺麗な花をいただきました。
このハチの飾りがとても可愛らしく、こどもたちに大人気でしたね。
この新しい園舎で新たな1年を過ごすことの出来る喜びをかみしめて参りたいと思います。
それでは本年度も1年間、どうぞよろしくお願いします。
お読みいただきありがとうございました。
園長 吉村光智