水無月の徒然

 日頃よりつぼみ認定こども園の運営にご理解・ご協力賜り厚く御礼申し上げます。園長の吉村でございます。

水無月と梅雨

”水無月”という単語の字面を見ますと、水が無い月

どうして雨がたくさん降る梅雨のことを水無月と言うのだろうか?

むかし疑問に思ったことがあります。

回答を調べたところ旧暦の6月は今の7月頃にあたり、梅雨も明けて、水が涸れ尽きることから”水無月”と名前がついたようです。

子どもたちも遊ぶ中で様々な疑問を持ちます。

子どもたちと話すと、混じり気の無いまっすぐな意見に感動することが多くあります。

是非、ご家庭でも子どもたちと多く話してあげてくださいね。

何に見えますか?

 先日、3歳児さんのクラスで子どもたちとお話をしていますと・・・

この左側のおもちゃについて、大人の皆さんは何に見えますか?

90%以上の方が”人参”と答えたのではないでしょうか。

私も、リンゴや玉ねぎなど、他のオモチャと一緒にあるところを見て”人参”と思いこみました。

しかし、3歳の女の子が言いました。

”辛くて赤くて小さいやつ!”

 

 

 

そう、赤唐辛子。

言われてみれば、人参にしては大きさが決定的に小さいです。

色合いもかなり赤みがかっておりましたので、その意見を聞いてから私も赤唐辛子にしか見えなくなってきました笑。

オモチャメーカーとしては、カレーのセットの中に入れてありますし九分九厘”人参”として作ったと思われますが、子どもの発想力・観察力は大人を凌ぐなと、一種の感動すら覚えましたね。

先入観の無い、純粋な思考・意見は大切にしたいなと改めて考えるきっかけをくれた3歳の女の子に感謝したいです。

お読みいただきありがとうございました。

つぼみ認定こども園 園長 吉村 光智

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